川澄化学工業<7703>

川澄化は1Qの大幅増益・高進捗業績をバネに急続伸
川澄化学工業(7703・東2)は、64円高の774円と急続伸し、東証2部値上がり率ランキングの第2位にランクインしている。前週末24日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、大幅増益・高進捗率で着地したことを手掛かりに割り負け訂正期待の買い物が優勢となっている。同社の1Q業績は、前年同期比17%増収、5.4倍経常増益、3.6倍純益増益と高変化、期初の中間期予想対比で経常利益は114%、純利益は91%の高進捗率となった。国内は、カテーテルのほか今年1月発売の白血球除去フィルター付血液バッグが順調に売り上げを伸ばし、海外も血液回路やAVF針、輸液セットが好調に推移、販管費率の改善、2800万円の為替差益計上も加わり好決算となった。中間期・通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、税効果の一巡から8億円(前期比23%減)と減益を見込んでいる。株価は、前期業績の再三の上方修正で800円高値まで買い進まれたものの、5月25日払い込みで実施した旭化成ファーマ、テルモ、クラレなど向けに実施した第3者割当増資(発行価額717円)が響き、700円台を試す下値調整を続けてきた。PERは、21倍台と市場平均を上回るが、PBRは0.5倍、配当利回りは1.9%となお大幅に割り負けており、下値妙味は膨らんでくる。

(東洋経済新報社)
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by message-id | 2007-08-27 11:29 | 07年8月  

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