キッツ<6498>

キッツは1Q2ケタ増収益見直し1000円台出没から反発
2007年09月05日10時34分

 キッツ(6498)は、22円高の1041円と反発し1000円台固めに煮詰まり感を強めている。今3月期純利益の大幅減益予想でいったん834円安値まで突っ込みリバウンドしたものの再度1000円前後の下値を試すダメ押しとなっていたが、本業自体は設備投資関連の好実態から、今期第1四半期(1Q)業績が2ケタ増収・経常増益と好調に推移していることを見直し下値買いが根強く続いている。同社の今期通期純利益は、70億円(前期比29%減)と前期の過去最高から大幅減益が予想された。連結納税制度活用で税法上の繰越欠損金が解消し、税負担が正常化する会計上の特殊要因が働くことによる。本業は、バルブ事業が国内外の建築設備、プラント、半導体製造設備向けに需要が続伸、伸銅品事業も製品価格上昇で収益が回復するなど好調で、1Q業績は前年同期比20%増収、70%経常増益、6%純益増益と伸び、利益は期初の中間期予想に対し63-64%の進捗率を達成した。株価は、純益減益でPERは市場平均並みとやや力不足となっているが、信用取組が株不足となるなど今後の株価動向次第では売り方の買い戻しを誘いダッシュ力発揮も想定される。7月高値1259円が上値ターゲットとして意識されよう。


(東洋経済新報社)
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by message-id | 2007-09-08 09:23 | 07年9月  

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